2015年11月1日から6日まで仕事を辞めてポルトガルへ一人旅をしていました。
その旅行記を更新! 長くなりますが、お付き合いいただければ嬉しいです。これからポルトガルへ旅行する人のお役に立てるといいな。
※交通機関などは2015年時点での情報です
真綾さんに憧れてポルトガルへ
で、私がこんな無謀な旅に出たきっかけは大好きな坂本真綾さんのfrom everywhere.というエッセイを読んで。
ポルトガルの街と、一人旅に憧れて、だったのです。
真綾さんのラジオを聴いていると、真綾さんに憧れてポルトガル一人旅をしたという方の話を度々聞きます。そのたびに真綾さんが「お願いだから安全にね!」と言っているような気がしました。
そりゃそうだよね、自分に憧れて英語もままならない私のような人が一人で海外旅行に行って危ない目にあったらいい気持ちしないし……!
私も無事に帰ってこれたから良かったものの、積極的に人に進めようとは思いません。
ちなみに私の英語力は大学生のときにオーストラリアに5週間ホームステイはしたものの、めちゃくちゃ英語苦手!!
私の英語力を知っている友人たちからしたら行く前はめちゃくちゃ心配され、「ほんとよく一人で海外なんか行ったよね……」と苦笑いされるレベル。
こんなに英語ができないのに一人で海外旅行にいくなんてね~無茶をしたよ、ほんとに。無謀なことをしていた! 若い間しかできないことだし、今はいい思い出。今や夢だったんじゃないかと思うけど。
ひとり旅の心得
- 暗くなる前にホテルに帰る
- 裏路地を歩かない
- 人のいないところを歩かない
- 現金はリュック、ポケット、靴の中に分けて入れる
- 財布はウォレットチェーンに入れ替えてチェーンを外さない
- 綺麗な格好をしない
- パスポートは肌身離さない
- 席を外すときもレジでもリュックは肌身離さない
ポルトガルは比較的治安が良いと言われていますが(隣国スペインに比べると)気を付けすぎるぐらいがちょうど良い。
ポルトガルでは夜のレストランやカフェなどでファドという民謡音楽を聴きながらおいしいご飯を味わうのが外せない大イベントでしょう。
が!!!! 私は海外旅行慣れしておらず、英語もロクに喋れない人間です。しかも女子。涙を飲んで諦めました。次にポルトガルに行くときにワイン片手にファドを聴くことを楽しみに生きていきます。
リュックは危ないので斜め掛けのバッグが良いと思います。と、分かっていたけど水や手帳を持ち歩きたかったらリュックにしたらスリに手を入れられました(笑)
とにかくポルトガルの旅行記を読んで気を付けるべきことを頭に入れて、道に迷わないように事前に観光地の行き方を調べて準備万端にしておく。
同じく女性一人で海外旅行をした方の旅行記もためになりました。
眞鍋さんは結構大胆なところがあるので、しっかり真似はできません! が、参考にできるポイントは参考にさせてもらいました。
というかひとり旅する心の準備が全くできないままだったので、勇気をもらった本(笑)
荷物
最小限の荷物でいきたかったので、持って行ったのはこれぐらい
トランク
- 下着、インナー、靴下替え
- ハンカチ替え
- パーカー2枚、シャツ2枚、デニム1枚
- 雨具
- 海外用電源プラグ変換アダプター
機内持ち込み
- 歯磨きセット
- 薬
- メイク道具
- るるぶ
- 手帳、万年筆
- カメラ(充電器)
- 財布
- パスポート
- ウォークマン
- iphone、充電器
- Wi-Fi(レンタル)
超絶最小限の荷物!!!!
幸い秋の過ごしやすい気候だったため厚着しなくても良かったから着るものが少なくて済みました。
国内旅行だったらこうはいきません。もっとおしゃれしたいもの。でも私のような一人海外旅行慣れしていない、女ひとり旅ではキラキラコーデ厳禁。
旅行のスケジュール
今回の旅行は旅工房で4泊7日のホテル(朝食付き)ツアーを予約。
金欠ということもあり、フリーツアーで。
旅行の段取り組むのめんどうくさくて苦手なのにフリーツアーにしたから前日まで迷ってたし、リスボン着いても後悔してたけど(笑)
るるぶポルトガル (るるぶ情報版海外)/ジェイティビィパブリッシング
るるぶ(当時は2014年版を使用)を読んで大まかな流れを決めて、天候によって行くとこを変える、という予定にしてました。
細かいスケジュール
10月31日 PM 新幹線に乗って新大阪駅まで行き、電車で関西空港まで向かう
10月31日 23:35 関西空港発 エミレーツ航空
11月1日 7:15 ドバイ空港 乗り換え
11月1日 12:00 ポルテラ空港(リスボン)着
- ロカ岬、シントラ
- リスボン中心部
ロシオ広場、サンタジュスタのエレベーター
サンロケ教会、サンジョルジェ城 - べレン
べレンの塔、発見のモニュメント、ジェロニモス修道院
11月6日 ポルテラ空港(リスボン)発
観光の予定はとりあえず3日に分けて、10~11月は雨期なので臨機応変に対応できるスケジュールにしました。
ポルトに行きたかったけど一人で国内線に乗ってポルトに行く勇気は無かったからリスボン中心で!!
Wi-Fiレンタル
Wi-Fiは関西空港でイモトのWiFi海外レンタルを借りました。
関西空港は他の会社のWi-Fiレンタルもいくつかあったみたいなんだけど友達が海外旅行するときはイモトのWi-Fiの率が高かったのでこちらをチョイス。
リスボンとシントラのみの観光でしたが全く不自由することなく利用できて、ネット環境は問題ありませんでした!
ホテル
今回私が利用したホテルはパルケ駅の近くにある
Hotel Miraparque(ホテル ミラパルケ)
こちらは旅工房に手配してもらったホテルで、自分でホテルを選ぶことはできませんでした。
ポルトガルに到着し、ポルテラ空港からホテルに行くには隣接している地下鉄のAeroporto(アエロポルト)→São Sebastião(サン・セバスチャン)で乗り換え→Parque(パルケ)で下車
というリスボンメトロ初心者の私にとって難関な乗り換えが待っておりました…。
ポルトガルの交通事情
ここからはポルトガルに行く人にだけ有益な情報、ポルトガルの交通事情について、軽くご説明します。
※交通機関などは2015年時点での情報です
メトロの乗り方
リスボンでは普通の切符の他に、簡易的なプリペイド式のviva viagemカードという交通カードが使用可能です。
viva viagemカードの他にリスボンカードといって有効期限内であればバス、トラム、メトロ、ケーブルカーが乗り放題、観光スポットが無料になる&割引がきくカードがあります!
viva viagemカード
私は最初からviva viagemカードでいこうと決めてました。
最初に0.50ユーロでカードを購入して各々チャージする仕様になってます。
私の手書きの「COMBOIOS」というメモが……(笑)
金額はシングルチケット(1回乗るだけ)で1.25ユーロ
24時間チケット(バス、トラム、メトロ、ケーブルカー、サンタジュスタのエレベーター乗り放題)で6ユーロ
チャージする場合は10ユーロをチャージすると0.75ユーロ課金されて、1回1.15ユーロで乗れるというちよっぴりお得なチャージ方法もあり。(と言いつつあんまり分かってない)
そして、いざ購入!!!!発券機にお金を入れてイギリスの旗?のボタンを押して英語表記に変えて、新しく買うボタンを押して、発券機にお金入れたけど戻ってくる。
何度やっても戻ってくる。20ユーロも5ユーロも戻る戻る…なぜ……やってもやってもダメだから心折れました……っ!!
とてんやわんやしましたが、10ユーロを使用したときは購入できた!
発券機によってはクレジットカードが使えなかったり、硬貨が使えなかったりする物もあったりしてなんだかよくわからない!
さらに、24時間用で使ったviva viagemカードを有効期限が切れたあとに、シングルカードとしてチャージしようとしたけど利用できず、新たにカードを0.50ユーロで購入しないといけなかったのかな…これもよく分かりません(笑)
リスボンカード
ちなみに、リスボンカードは
24時間 18.50ユーロ
48時間 31.50ユーロ
72時間 39ユーロ
でバス、トラム、メトロ、ケーブルカー、サンタジュスタのエレベーター乗り放題だし色んな観光スポットが無料になったり割引になったりします。
でもこれはぎっちり計画立てて回れる人じゃないと元取れないかと思います。私は無理な気がしました。
あと購入する場所も限られているので注意することや、購入したときに開始時間を書かされはしますが、改札にピッとかざした時間からスタートということも注意。
金額違ってたらすいません(~_~;)
その他交通機関について
私は地下鉄がタクシーでしか考えてなかったけどバスでも色んなところに行けます!
アエロポルトバスは無料とかなんとか書いてあったけどバス乗り継ぎする自信がなかったならハナから調べてない!(笑)
心が折れた私は今度はタクシーを使うことに!(笑)
エレベーターを使って空港の二階まで行き、そこから乗ればぼったくりがあまりない聞いていたものの、安全&安心なひとり旅を心がけるため、タクシーバウチャーを購入することに!
こちらも下調べはしておりました。
タクシーバウチャー
タクシーバウチャーとは事前に行き先を申告して、普通の金額よりは高くなるけどぼったくられることなく目的地まで届けてくれるというもの。
さっそくリスボン空港の観光案内所で「タクシーバウチャーください!ホテルミラパルケに行きたい!」と伝えるとペラペラペラペラと英語で何か説明をしてくれるお姉さん。
よくわからなかったけど、「普通に乗るよりも高くなるけど大丈夫?」と最終確認をしてくれているようだった。
おそらく、タクシーに普通に乗ったら14ユーロぐらいだったと予測。
それでも「タクシーバウチャーください!」と言うと「24ユーロ(記憶曖昧)でミラパルケまで連れて行きます。」と言ってどこかに電話をかける。するとどこからかスーツ姿のおじさまが現れ彼が運転手ですよ、と紹介してくれました。
テクテクとおじさまについていくとさっき下見した二階のタクシー乗り場に連れて行かれ、そこでタクシーに乗り込む。そのタクシーはなんとメルセデスベンツ…!
海外だから普通なのかな???
おじさんは途中、「サン・セバスチャンがメトロの大きい駅だからね」と教えてくれました。ホテルに着いてタクシーを降りるときも優しくオブリガーダと言って見送ってくれ…タクシーバウチャーでの移動は完了!
ポルトガルの出発準備、交通事情についてでした。
※交通機関などは2015年時点での情報です
ポルトガルの記事はこちらにまとめています。
コメント